最近よく耳にする「サステナブル」という言葉。
慣れない横文字だとイマイチ意味が分かりにくいですよね。
英語の「sustainable」で、これは「持続可能な」と訳します。つまりサステナブル素材とは衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを意味しています。
実はアパレル・ファッションの業態は地球に対して大きな負担をかける業界です。
特に問題視されていることは、安価な商品を過剰なまでに大量生産し、売れ残りを大量廃棄する生産背景です。
染色における水質汚染としては、世界で2番目に大量に水を汚染していると言われています。
ヨガは自分自身と、そして宇宙と繋がるとても素敵な行為なのに、そのウェアやマットが地球を痛めつけていたのであれば本末転倒。
この記事では、Puravidaで扱っている サステナブル素材を使用しているヨガブランドをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
Manduka(マンドゥカ)
一生モノのヨガマットを初めとした世界中のインストラクター絶賛の最高級ヨガブランドのmanduka。
企業として地球環境に力をとても入れています。
サスティナビリティこそが最新技術と謳い、商品には可能な限り自然のままの素材を使用。
地球にやさしく、肌あたりもよく、機能性を重視した生地を厳選しています。
また、廃プラスチックボトルを柔らかく丈夫なリサイクルポリエステルに生まれ変わらせ、ブラジャーやレギンスの素材としています。
マンドゥカのリサイクルポリエステル(RPET)はGRS認証を取得しています。
また、新たに環境にやさしい素材の開発も行っています。
emmi (エミ)
クリアモードをコンセプトに、透明感のある大人の女性に向けたウェルネスファッションを提案する「emmi」。
全てがリサイクル繊維からなる“サスティナレッチ”を使用したアイテムを発売しています。
〈Sustainaretch(サスティナレッチ)とは?〉
旭化成株式会社のリサイクルストレッチファイバーROICA®EFと資源使用量削減効果の高い手法でリサイクルされたナイロンを使用、全てリサイクル繊維からなるサステナブルなストレッチ素材です。
またサステナブルなだけではなく、UVカット、吸水速乾、接触冷感の機能を兼ね備えたハイスペックな”ストレッチ素材“です。
着心地とサステナブルを両立しています。
sugarmat (シュガーマット)
カナダ・モントリオールで誕生したsugarmat。sugarmatは有害な物質が含まれておらず、すべて自然界で分解される物質でできております。地球にもあなたの肌にも優しいエコマットです。
Julier(ジュリエ)
さまざまなライフシーンに合わせてファッションを楽しみ、自分自身を大切にする女性に向けたヨガ&リラックスウェアブランド。国産の天然素材を中心とした上質な生地を使用し、さまざまなヨガのシチュエーションから日常のリラックスタイムまでを彩るアイテムを提案しています。
エコリヨセルキュプラシリーズとして、
地球に優しいエコフレンドリーなアイテムを発表しています。
植物を原料とした再生繊維のリヨセルを使用した、環境にも優しいECO素材を使用。
コットンのナチュラルな風合いは残した柔らかく肌触りの良い素材です。
adidas(アディダス)
世界を代表するビックブランドadidas。やはりいち早くサステナブルに向けて動き出しています。
今ある、プラスチックは未来の環境問題。二酸化炭素排出量削減に向けて始まった取り組みは、2024年までに、adidasのすべての製品に、リサイクルポリエステルを100%使用するという、高い目標に向けて加速中です。
その中のプライムブルーシリーズはParley Ocean Plasticを採用したリサイクル高機能素材のPrimeblue。 Primeblue製品の素材には、リサイクル素材が40%以上使用されています。
[SN]super.natural (スーパーナチュラル)
[SN]のふるさとは、自然と山々に囲まれた国、スイス。 アウトドアライフがごく身近にあるこの国では、機能的で着心地のよいインナーウエアが生活必需品です。 そんな環境で2014年にスタートしたのが、[SN]ブランドです。
[sn]は、パートナーメーカーであるShanghai Challenge Textile Co.,Ltd.で商品を製造。
同社はBLUESIGN®SYSTEMのシステム・パートナーメーカーにも認定されています。製造プロセスの初期段階から有害物質を排除し、環境に優しく安全な生産の基準を設定し商品を管理し、世界でも有数の厳しい審査基準のBLUESIGN®SYSTEMに認定されているメーカーです。
[sn]は、ファッショナブルでテクニカルなブランドであるだけでなく、消費者の安全を保証し、持続可能な企業として厳しい基準をクリアした商品作りを目指しています。
Yoga works(ヨガワークス)
ヨガをワーク(機能)させる最小単位としてヨガマットを考え、その販売を原点に2003年にスタートした日本初・東京発のヨガブランドです。カラフルでおしゃれな使いやすいマットやブロックが人気です。
そのヨガワークスではマットにカーボンオフセットを導入しています。
カーボンオフセットとは、日常生活や生産活動の中で排出される温暖化ガスについて、CO2量で把握し、自分ではない別の場所・別の人が行なう「温室効果ガス削減事業」へ出資することによって相殺(差し引きゼロ)にすることです。
ヨガワークスでは、ヨガマットの製造や輸送で排出されるCO2排出量を認識、排出量を減らす努力と平行してカーボンオフセットを通して、2008年から2011年まではインド南東部農村地帯のバイオマス発電システムを、2012年からはザンビアの森林破壊を防ぐ調理用コンロ普及プロジェクトを、2015年からは南米エクアドルの家庭で白熱電灯から電球型蛍光灯に置き換える省エネプロジェクトを支援しています。
ほかにもヨガマットの製造から廃棄までのライフサイクルを考え、ご家庭やスタジオで不要になったマットを「廃棄物処理法」に則り環境に負担をかけない方法で廃棄するサービスを実施しています。例えば、所有者が処理方法が分からないばかりに不法に投棄されるようなことがないように、ヨガマット全商品を対象に実施しています。
まとめ
これから何かチョイスするときは、ぜひ機能や見た目だけでなく、どれだけ地球に配慮しているかどうかも基準に入れてください。
私たちの小さな取り組みが、今後の世界を変えていきます。
ヨガを通して、エコに貢献しましょう!