「秋バテ」になる前に今から始めよう!秋バテ対策おすすめ10選

今年の夏は暑かったり雨が多かったりと気候が不安定でしたね。

夏バテとは、暑い時期で体力や食欲が低下し、なんとなく体がだるい・食欲がないといった不調があらわれる症状のことです。しかし、涼しくなった9月下旬頃から、体がだるい・食欲がないといった夏バテに似た症状があらわれてしまうことがあります。

これを「秋バテ」と呼びます。


夏場は、クーラーによる室内と屋外との寒暖差から、自律神経が乱れ血行不良になりがちです。このような体の状態で秋を迎えると、一気に夏の疲れがあらわれ、「だるい」「頭が痛い」「めまいがする」「肩がこる」といった様々な不調に見舞われてしまうのです。

この記事では今すぐ始められる夏バテ対策をご紹介します。涼しい季節を完全な体調で満喫するためにもぜひ参考にしてみてください。

目次

ぬるめのお湯にゆっくり浸かる

血流を改善し、自律神経を整えるにはお風呂が一番。

ゆったりと湯船に浸かればストレス発散にもなります。

効果的な入浴法はぬるめのお湯(39~40℃)に肩まで浸かる全身浴です。

半身浴では上半身が冷えてしまうのでおすすめしません。

時間は10分程度浸かりましょう。

さらにラベンダーやマジョラムなどのアロマを加えることでより深いリラックスと、筋肉の緊張緩和に役立ちます。

エアコンの設定温度の見直す

室内外の温度差が5度以上になると、自律神経が乱れやすいと言われています。
エアコンの温度調節には気を付けましょう。

外出時など、温度調節が難しい場面では上着やひざかけを持参し、自身で調整することをおすすめします。

冷たいものを摂取しすぎない

胃腸の冷えは大敵」です! 胃腸が働きやすい温度は、36℃程度です。しかし、冷たい飲料水をたくさん飲むと、胃腸の負担が大きくなり、その機能が低下します。その結果、栄養素を十分に吸収することができなくなります。

そのため体力が低下しやすくなるので、冷たい飲み物、食べ物はほどほどにしておきましょう。

有酸素運動をする

適度な運動で汗をかくと自律神経が活発になり、汗腺の働きも正常になります。気温の変化にも対応できる、夏バテに強い体になるのです。運動によってエネルギーを使うことで、食欲促進や睡眠の質のアップも期待できます。
毎日20~30分の運動が理想です。難しいと思っている方も、通勤中の階段の利用やラジオ体操、掃除など、ちょっとしたことでも運動になります。少しずつ始めましょう。おすすめはスクワット。短時間で全身の筋肉を程よく使うことができます。

一日三食きちんと食べる

夏バテによって全身の疲労や体力低下、消化機能の低下などを起こした際、食事でしっかりと栄養をとって体力をつけなければ、しっかり睡眠をとったり、入浴や運動で血流や代謝を良くしたりしても、回復できません。食事をとらずに飲み物ばかりとっていても、消化力の低下を招いてしまうため、夏バテ解消にはならないのです。

しっかりと栄養をとるためにも、胃腸に負担をかけないメニューを意識し、1日3食を規則正しく食べることをおすすめします。

消化の良いたんぱく質(卵、肉、魚、牛乳など)とビタミン(野菜や果物)、ミネラル(牛乳や海藻)といった栄養素を意識した、「質」重視の食事を心掛けましょう。

1つの食品をたくさん食べるのではなく、できるだけさまざまな種類の食品を少量でも食べることが大切です。

おすすめは具沢山の味噌汁。たくさん作り置きしておけば時短にもなります。

マスクの着用時間を見直す

デルタ株の猛威が止まらない中、毎日マスクを着用しているかと思います。もちろんマスク着用は今やマナー。

必ずつけなければいけませんか、夏のマスクはとにかく熱い!そして蒸れて不快ですよね。

気づかないうちに脱水状態になったり、熱中症のリスクが高くなるおそれが指摘されています。

屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)がある場合は、マスクを外すようにしましょう。

例えばスーパーに買い物に行く道中、誰ともしゃべらずに自転車に乗っているだけだったらマスクは外した方がよいでしょう。

仕事柄ずっとマスクを着けていなければいけない場合は、人との距離を十分に取れる場所で、マスクを外してこまめに休憩するようにしましょう。

セルフマッサージ

マッサージには血行を促進してむくみを解消する以外にも、体をリラックスさせて自律神経のバランスを整える効果も期待されます。1日の終わりのマッサージで、自分の体とじっくり向き合ってみましょう。

胃腸の不調を感じているなら、腸マッサージがおすすめ。ゆっくり深呼吸をしながら、大きく「の」の字を描くように手のひらでお腹をマッサージします。次に、左右の腰骨に手を添えて親指以外の4本の指で肋骨の下あたりを軽く押します。最後におへその下あたりを両手で軽く押せば完了です。

冷えやむくみに悩まされているなら足のマッサージが最適です。500円玉大のオイルを両手に広げたら、足首から太ももに向けて、右手と左手を交互に使いながらマッサージします。心臓に向かって血流を流すイメージで行いましょう。両足それぞれ15~20分が目安です。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれることもあり、下半身の血の巡りをつかさどる重要な筋肉です。ふくらはぎをマッサージするだけでも足のだるさは改善されます。

マッサージをする時間がないときには、夏バテ解消に役立つツボを押しておくのも効果的です。代表的なツボには、足の内くるぶしから指4本上にある「三陰交」、土ふまずのやや上にある「湧水」、膝の皿の下にある「足三里」、みぞおちとおへその間にある「中かん」などがあります。手が空いたときにツボを押すことを習慣にしてはいかがでしょうか。

寝る前のストレッチ

ストレッチによって体の血流が良くなれば、胃腸が働くようになるのはもちろん、
リラックスにもなり体の疲れが取れやすくなります。

お腹周りや脚の付け根などを伸ばせばむくみの解消に。

肩回りをほぐせば肩こりの解消になります。お風呂上りにのんびりと行ってみましょう。

ぐっすり眠る

夏の時期、朝と夜の気温差や、エアコンによる冷気など、暑いのに寒いというアンバランスな悩みが出てきます。
 
ここで、おすすめの寝具は綿や麻などの天然繊維です。
 
空気が循環するように湿気を外に逃がし、新しい空気を布団の中に送り込んでくれます。
 
汗をしっかりと吸い取ってくれるところもおすすめです。
 
よくあるポリエステルの布団は湿気がこもりやすい材質です。
 
暑いと感じると寝ている間に無意識に布団をはいでしまうので、エアコンの冷気で風邪をひいてしまうという事にもつながります。

快適な寝具で質の良い睡眠をとりましょう。

紫外線対策をする

紫外線を長時間浴びると体が大きく疲弊してしまい、夏バテ状態になってしまいます。

紫外線にあたっているという情報が脳へ到達すると、交感神経が優位になります。

その結果、心身を必要以上に活性化させてしまうのです。長時間日光に当たると運動をしなくても疲労を感じてしまうのはこのメカニズムが原因なんですよ。

日傘とサングラスで日光の情報をカットしましょう。

夏バテ対策おすすめ10選まとめ

いかがでしたか?残暑が厳しい季節です。ますます自律神経が乱れやすくなるので、今日から対策を始めましょう。

自宅でストレッチや有酸素運動を行うときにはヨガマットがあると便利です。

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